母子家庭貧困を防ぐために考えること、すべきこと

離婚貧困・母子家庭貧困・ひとり親家庭

わたしが女性の貧困問題について学びを深める理由

現在私は埼玉県男女共同参画センター主催の講座で女性の貧困問題やジェンダー論を学んでいます。
約1年かけて様々なテーマの講義を受け、自らも探求したいテーマを課題学習とし、テーマに沿ったジェンダー統計資料を探したりパワポを使って資料を作成し来年の春に成果報告会をしていきます。
まさにセミナー準備そのもので、ワクワクします。
現時点でのわたしの希望するテーマは「母子家庭貧困の予防と解消」ですが、はたして希望は通るでしょうか。
次回の講義でわかるのですが楽しみです。

離婚と貧困の結びつきは強く、母子家庭貧困はなかなか減りません。
平成28年度厚生労働省が発表した「平成28年度全国ひとり親世帯等調査」では母子世帯123.2万世帯、父子世帯は18.7万世帯。
このうちの約8割が離別という調査結果になっています。
そして平成28年度のひとり親世帯の平均年収ですが、母子世帯は243万円、父子世帯は420万円となっています。
日本は政治経済の面でまだまだ男女平等ではなく、それは収入にもこうして躊躇に表れているのです。

男女平等や女性の貧困、ジェンダー統計について学びを深めることは、夫婦問題カウンセリングにも必ずお役に立てるだろうと思っています。
また、心を癒すことや前向きな気持ちにするためのカウンセリングと合わせて、離婚後の社会で生きていく為に必要な「現実の厳しさやリアルな日本の状況」を、離婚を考えている女性は知らなくてはならないと思っています。

「だったら離婚しないほうがいいんじゃないの?」と言われること

「だったら離婚しないほうが良いんじゃないの?」このような言葉を掛けてもらったことはありませんか?
この一言が見えない鎖となって、あなたの心に要らない我慢をさせてしまう場合もあります。

経済的に不安があるから離婚をしない、子どものために離婚をしない、もちろんそのような考えがあっても良いと思います。
でも、離婚するかしないかを他人に決めてもらうものでは無いということは覚えておいてくださいね。
あなたの人生を、あなたが大切に生きるために「自分はどうしたいか」を決断してください。

何が正解か。それは自分のこころが決めること

時折、DV被害を受けていても経済的自立が出来ないからと言って離婚をしない女性もいます。
誰から見ても明らかにDV被害者なのに、DVを受けている認識がない女性もいます。
何か(子ども・生活費・住居)を守る為に、自分の身を捧げて(DVを受けて)自分さえ我慢すれば良いのだから、と言っている女性もいるのです。
人権もない夫婦生活、とても悲しく感じられますよね。
経済的な自立は本当に無理なのでしょうか。
自分の可能性を諦めていることはないですか?

私自身は夫の金銭問題や依存症、女性問題が原因での離婚でしたが、実家にも頼れず、当時専業主婦を10年も続けていた私が下準備もせずに離婚をすれば、私たち親子は紛れもなく母子家庭貧困に陥っていたことは容易く想像することが出来ました。

私たちの夫婦問題について良く知らない人には「収入を考えたら子どものためにも離婚しないほうがいい」というようなことを言われましたが、離婚原因のひとつがお金だった為に、爆弾を抱えて生きるくらいなら離婚して、経済的にも精神的にも自立したほうが良いという確信がありました。

しあわせになる為に離婚を選択するのなら、しあわせになる為に私は進む。
この想いひとつで、何か見えない力に押されるかのように、やれると思ったことは全部やってみて進んできたような気がします。

あの時の、

つらい気持ち。
悔しい気持ち。
悲しい気持ち。
それらの過去を更新したいという気持ち。

その気持ちが、誰でも母子家庭貧困から脱するパワーになることは確かです。

マイナスからゼロへ。
そして、ゼロからプラスへ。

諦めて一生涯をDV夫と過ごしていく位なら、勇気を出して一歩踏み出してみると良いと思います。
その1歩が、絶対にあなたの未来を変えることになるから。

母親の精神的自立は、子どもの精神的自立と繋がっている

さて、少し話が逸れてしまいましたね。

日本ではまだまだ根強くジェンダー差別があり、それがまた母子家庭貧困の引き金にもなっています。
大きな活動こそ難しいですが、わたしは目の前にいる離婚後の貧困を心配する女性たちに情報や知識を伝え、自己肯定感を高めてもらい、逞しく子育てできる女性になってもらうことは難しいことではないと思っています。

母子家庭貧困は下準備と知識があれば、ある程度は防げます。
母親自身が人生を良い方に更新できると、子どもの人生も更新します。
母親がしあわせになることで、子どもは安心してやりたい事をし、進みたい道を決め、勝手にしあわせになっていきます。
つまり、母親の精神的自立は子どもの精神的自立と繋がっているのです。
だから、どうか人生を諦めないでください。
わたしはあなたの一歩を応援します。

カテゴリー: ひとり親家庭, 埼玉離婚相談ブログ, 離婚問題
タグ:, ,

初回の方限定でプレゼント中!

初回の方限定でプレゼント中! 埼玉夫婦問題カウンセリングセンター代表・大野まり子が、【あなたにとっての幸せをあなた自身が納得した形で掴む】お手伝いを致します。夫婦のトラブルは早めに相談、早めに解決!今なら30分間無料にてカウンセリングを実施中です!

宜しければシェアして下さい!



関連記事一覧

大切なのは、あなたが今後どうしたいかということ
大切なのは、あなたが今後どうしたいかということ

悲しい気持ちに蓋をしない 傷付いたその気持ち、悲しい感情、辛い想い・・・ 自分さえ我慢すれば、家庭はうまくいくのだと思い込んでいませんか? それね、間違いなのです。 勝手な思い込みです。 家族の中の誰かひとりでも『我慢』 …

なぜ悲しくて悔しいのか、その本当の原因を知って乗り越えよう
なぜ悲しくて悔しいのか、その本当の原因を知って乗り越えよう

愛情が憎悪に変わる瞬間があることを知っていますか? パートナーの裏切りがわかった時、今までの愛情が憎しみに変わってしまう…そんな経験、あなたにはありますか? 信じていた分だけ、愛していた分だけ、その振れ幅は大きく、感情の …

離婚は、結婚よりも『慎重』に。
離婚は、結婚よりも『慎重』に。

安易な離婚の先には後悔しか残りません。 あなたがもし離婚を決意したのならば、 『離婚がゴールでは無い』ということをしっかりと頭に叩き込んで 離活をスタートさせましょう。 離婚するのに、なぜ準備が必要なのか 命に危険のある …

愛と執着
愛と執着

誰もが感じたことのある〇〇心。 「わたしはあなたをこんなにも愛しているのに!」 「あなたのために(なにかを犠牲にしてまで)尽くしている」 「あなたが居ないとわたしは辛い」 このような気持ちを、パートナー・配偶者・子・親・ …

あなたが愛に飢えていると感じていたら読んで下さい
あなたが愛に飢えていると感じていたら読んで下さい

愛されない、と思っているあなたへ 【愛されたかったら、まずは自分を愛すること】が大切なのですが 「自分を愛するってどうやって?」と分からなくなっている事も。 今まで自分の気持ちをどこかに置いてきてしまい、 ついつい周囲に …

本当に我慢の限界?!「何もしない夫」を「何かできる夫」に変身させる方法!
本当に我慢の限界?!「何もしない夫」を「何かできる夫」に変身させる方法!

夫が家事や育児を手伝ってくれない、 家庭に見向きもせず自分のことばかり優先している気がしてならない、 やりっぱなし食べっ放しの夫が家に居るとストレスが溜まる・・・ じつは普段からこのようなお悩みは多く、浮気やDVなどでは …

保障がないパート主婦が離婚、どうすればいい?離婚後の生活に関わる年金知識を押さえよう!
保障がないパート主婦が離婚、どうすればいい?離婚後の生活に関わる年金知識を押さえよう!

結婚後、子育てや介護によりやむなく離職を選択する女性も多くいらっしゃいますが、そのような中でも数年後には家事や育児の合間にパートなどを探して家計を支えている妻がとても多いのではないでしょうか。 夫の「扶養範囲内で働いて欲 …

【夫婦問題でお悩みのあなたへ】
【夫婦問題でお悩みのあなたへ】

あなたが進みたい道は、夫婦再生ですか?失敗しない離婚ですか? 誰だって今よりもっとしあわせになりたいと日々考えているのですよね。 今まで築き上げてきたもの、積み重ねてきたもの、それらすべて本当は何よりも大切な宝物。 「い …

就学援助制度について
就学援助制度について

就学援助制度とは 経済的理由によって学用品費や給食費、校外活動費などの支払いが困難な世帯に対して、費用の一部を援助する就学援助制度があるのをご存じですか? 学校教育法第19条において「経済的理由によって、就学困難と認めら …

配偶者の嘘、その心理とは?
配偶者の嘘、その心理とは?

嘘の2パターン 夫婦問題でも嘘をついた、信用できない・・・という ことから夫婦関係に亀裂が入り離婚問題に発展することがあります。 嘘はそれほど相手を傷付け、嘘をついてしまった本人も悪気がなかったとしても 信用を無くしてし …