離婚を決めたら子どものためにできること

離婚・子どもの気持ち・ひとり親家庭

子どもを守るために離婚をしない選択も、子どもを守るために離婚をする選択も間違ってはいません。
そのどちらも、様々な事情や背景があるからです。
ただ「離婚しない理由」を子供のせいにしないこと。
そして離婚が子どもにとってどのような影響を与えるのかは親次第。
本日は【離婚を決めたら子どものためにできること】をお伝えします。

なぜ両親が離婚をしたのかを、子どもだって知っておきたい

子どもが望んでいることは、両親が揃っていることではなくて両親の仲が良いことです。
仮面になりきれていない仮面夫婦や、常に緊張感や争いごとの多い家庭の中で生活する子どもは、私たちが想像する以上に心に傷を負いストレスを抱えています。
そして子どもはそのような状況が長く続けば「なぜ両親は離婚をしないのだろうか」と感じるようです。

もしもあなたが修復に向けて最善を尽くしたけれども離婚を決意した場合、子どもには年齢に合った説明の仕方で、両親の離婚について話をしておくことが良いと思います。
なぜなら子どもは今までの両親のやり取りや経緯をそれなりに感じ取ってきているはずです。
両親の摩擦や悲しみを、家族として感じ取ってきているのです。
まだ幼いから分からないだろうと言うのは親の思い上がりです。
話せる部分は伝えてあげる、そうすることで伝えてもらった子どもも疎外感や孤独感を感じることなく、一人前に扱ってもらえたという自己肯定感を感じたうえで、両親の離婚を受け入れる心の準備が出来ていくのではないかと私は思います。

子どものこころの叫び「僕・私はこれからどうなるの?」

子どもが両親の離婚の原因と同時に気になることは、自分の今後がどうなるのかということではないでしょうか。

子ども目線で考えれば、学校や友達、住み慣れた家や、通っている習い事などの他にも「僕(私)はどうなるの?誰とどこに行かされるの?」という大きな不安を抱えることになります。
両親が離婚するということは、子どもにとって今までの環境がガラリと変わる恐れがあるということ。
親は、子どもの不安を取り払えるような言葉掛けや行動をしていかなくてはならないと思います。

「心配しなくても大丈夫だよ」「あなたのことはしっかり守るから安心してね」などの言葉は、子どもの心に大きな安心感を与えます。
そしてそれが言霊となり、あなた自身にも安心感や強さを与えてくれるでしょう。
この時期は親も傷付いていて大変ですが、守らなくてはいけない存在の方が大きく傷付いていることもあるので、出来る限り子どもの心に寄り添えるような時間や言葉が生まれると良いと思います。

離婚後の子どもとの関わり方

離婚後、当面は生活の基盤作りや立て直しで心身ともに疲れが取れない時期が続くこともあるでしょう。
ひとり親になったプレッシャーや責任感から必要以上に気が張り、つい子どもに口うるさくなってしまったり、過度に頼ってしまうこともあるかも知れません。

しかし、頑張り過ぎなくても、ひとり親でも、子どもは健全に育ちます。
子どもは親の背中を見て育つと言います。何をしてあげられたか、何が残せたかという結果よりも、その過程を見ることで子どもは何かを感じ取り学んでいくのだと思います。

例え両親が揃っていても、夫婦仲が良くても悪くても、ひとり親家庭だとしても、子どもが問題を起こす事もあればない事もある。子どもが起こした問題や行動が親の離婚が原因とは限らないということです。
反対に、親が夫婦不仲や離婚を汚点だと感じていて乗り越えずにいるとしたら、それは子どもにとっても同じように感じてしまうことでしょう。

最後に

修復や離婚という決断には「これから幸せになる」という大きな決意が含まれているものだと思います。
その想いを胸に前進する親の姿を子どもが見てきたということは、子どもにとっても大きな成長に繋がり、今後子ども自身が悩みを抱えた時に、同じように乗り越えようとする気持ちが育まれていると思います。
離婚を決めたら子どものためにできること、あなたにとっての大切な存在を守るためにいま一度考えてみてくださいね。

カテゴリー: ひとり親家庭, 埼玉離婚相談ブログ, 離婚問題
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