依存症の恐怖

薬物依存症・ギャンブル依存症・依存症の家族

連日のように報道されている著名人の薬物依存。
薬物依存の恐ろしさは、一度手にすると抜け出せずただただ転落していくだけなのに、止めたいのに止められず自分が自分でなくなってしまうこと。
身体が、脳が、依存対象に支配されてしまうということなのです。
今や薬物依存は著名人だけではなく、ごく普通の主婦や会社員、学生までもが容易く薬物を入手出来てしまい、あっという間に闇へ転落していくのです。
実際、私のところには依存症関連のご相談が多数寄せられています。
ギャンブル依存、アルコール依存、性依存、買い物依存、そして薬物依存。家族はとても悩んでいるのです。いえ、本人よりも家族が悩んでしまうのです。

本人よりも家族が先に事の重大さに気が付く

大抵は、依存症者本人よりも家族が先に「何かおかしい」と気が付くのです。
依存対象に支配されている本人は、そのことに対して余りにも簡単に甘く考えていることが多いのです。
「すぐ止められる」「病気じゃない」「考えすぎだ」「この位、みんなやっている」。

なぜ、依存してしまうのか

物や人に依存してしまう人の多くは、虚無感を抱えています。
決してひとりではないのに孤独感を感じている、現実から目を背けたい何かがある、そして本当の自分を受け入れることが出来ず、常に生きづらさを感じているのです。
始めはみな、依存対象物とそれなりに上手く付き合い、家族や周囲に迷惑を掛けるような事はありません。
本人も「楽しんで」「ストレス解消で」利用できています。
ところがその時期に何かのきっかけがある事で、それを境に量が増えたり過剰に頼ったりすることによりコントロールが効かなくなり「依存症者」へとなっていくのです。

回復に必要なもの

回復に必要なものとして、本人の努力云々でなく、第三者の医療機関やサポートチームが必要です。
まずこの依存対象物を排除することよって、物や行為に依存できなくなって本当の自分が背負う現実を直視しなくてはならなくなります。
これは本人にしてみたら片腕を取られるほど辛く、苦しいもの。
この壁を乗り越えることがまずひとりでは難しく、この第一関門で躓きますます虚無感や脱力感を味わい、「自分はダメな人間なんだ」と思う事でまた依存してしまうループに嵌ります。
さらに、この壁を越えたとしても「生きている限り止めること」を続けることが出来るのはやはり第三者の協力なくしては難しいと言われています。

依存症者にとって「心の支えとなってくれる場所」を持つことが大事

依存症というのは本人の意思で何とかなるものではなく、脳や身体が支配されている状態なので本人も「止めたいのに止められない」「このままでは何もかも無くすという恐れがあって苦しい」と思っています。
ですから、同じような悩みを抱える人と分かち合える場所を見つけ参加することや医療機関、自助グループ、カウンセリングなどいくつもの「依存症者にとって心の支えとなってくれる場所」を持つことで、回復へと繋がることが出来ます。
依存対象物に依存しなくても過ごせるような心を構築していくことで、生まれ変わることが出来ると感じています。
そしてなにより、家族にも大きな負担や忍耐が強いられます。
この状態で支え見守りサポートしていく。
しかし手出ししてはいけない部分がある。
これはずっと依存症者を依存できる状態に助けてきてしまった家族には大変難しく苦しいのではないでしょうか。

最後に

薬物依存、ギャンブル依存、アルコール依存。
繰り返されるこれらの行為により苦しめられている家族は、まるで夜明けのない海原を泥船に乗って漂っているような、無限に繰り返される回転木馬に乗り続けているような、そんな心境ではないかと思います。
その泥船から降りて花の咲く大地に足をつけることも、終わらない回転木馬から勇気を出して降りることもアリで、逃げでも裏切りでもないのです。
家族こそ、勇気を出して専門家に相談してください。
あなたの勇気を私は全力でサポートいたします。

カテゴリー: 修復, 埼玉離婚相談ブログ, 離婚問題
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